胃がんリスク層別化検査 【ABC分類】

ペプシノゲン検査とピロリ菌抗体検査の両方が一度にでき、検査結果より胃がんになりやすい状態を判定するABC分類の判定をお知らせします。

・ピロリ菌は井戸水感染と言われています。
・強毒性のピロリ菌は東アジアに生息していると言われています。
・井戸水の時代の幼少期(0~12歳)に感染すると言われています。
・現在の主な感染経路は家族感染。保菌者からの口移しや箸の共有などによる子供への感染が疑われています。

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胃がんの発生リスク分類 参考

※A群:胃がんのリスクはほとんど見られない状況です。

※B群~D群:内視鏡検査等の適切な精密検査と治療を行うことが推奨されています。

※ピロリ菌除菌治療を過去に受けたことがある方は、ABC分類上「E群」に分類されます。除菌により胃がんになるリスクは低くなりますが、ゼロになるわけではありませんので、除菌後も経過観察が必要です。

検査項目

●認定NPO法人 日本胃がん予知・
診断・治療研究機構 監修

  • ペプシノゲンⅠ・Ⅱ胃の弱り具合

  • ヘリコバクター・ピロリ抗体ピロリ菌の有無

  • ABC分類胃がんリスク判定

検査キット内容

検査結果報告

結果速報がスマートフォンへ、コメント付き検査結果シートを郵送でお届けします。

検査項目説明

●ヘリコバクター・ピロリ抗体

ピロリ菌は胃の粘膜表面に棲みつく細菌です。多くは子供のころに感染し、除菌しない限り胃の中に棲み続け炎症を起こします。この炎症が続くことで慢性胃炎、さらには萎縮性胃炎と進みます。萎縮が進行すると、粘膜に異変が起こり胃がんを引き起こしやすい状態になります。ピロリ菌陰性者(菌を持たない人)を10年間観察したところ胃がん発症0%だったのに対し、陽性者(菌を持っている人)は同期間にて胃がん発症2.9%だったという報告があります(Uemura N. et al.: N Engl J Med. 2001 ; 345(11) : 784-9)。
ピロリ菌に感染するとピロリ菌に対する抗体が産生されて血中に出てきます。この数値を測定することでピロリ菌に感染しているかどうかを調べることができます。

●ペプシノゲンⅠ/Ⅱ

胃粘膜の萎縮(萎縮性病変)が進むと胃癌になりやすいことが知られています。このペプシノゲン検査法は血液中のペプシノゲンの量を測り、胃の粘膜の萎縮の程度を判定します。ペプシノゲンにはペプシノゲンI(PGI)とペプシノゲンII(PGII)の2種類あり、胃の萎縮状態が進むにつれて血液中のペプシノゲン量は低下していきます。胃の萎縮度は、PGIの測定結果とPGI/PGIIの比率の組合せで判定します。PGIの測定結果が単独で低い場合より、PGIも低くかつPGI/PGIIの比も低いという場合のほうが、萎縮度が進んでいる(強度の 陽性)といえます。PGIIはPGIとの比率を出すために測定しますので、単独での測定結果は、さほど重要ではありません。